遮熱シート(リフレクティックス)と遮熱塗料
前回の記事で、遮熱と断熱の違いについて書きました。
今日は遮熱にフォーカスをしてお話しします。
一般的に遮熱対策の遮熱材として、遮熱シートと遮熱塗料が考えられると思います。
どんな違いが、どれほどあるのでしょうか?
遮熱シート(リフレクティックス)と遮熱塗料の比較
遮熱塗料は通常、熱の反射率が60〜80%と言われています。
また、耐久性は塗料によって違い、5〜10、20年です。
一方で、遮熱シート(リフレクティックス)は熱の反射率が99%です。
耐久性においては、劣化原因となる紫外線をカットするため、半永久的です。
接着剤も一切使用せずに施工するため、接着剤からの劣化剥離も起こりません。
(※市販のアルミ箔などの類似遮熱材は異なります。)
また、リフレクティックスには、遮熱塗料には期待できない、
冬の寒さ対策にも効果があります。結露対策や防音にも効果もあります。
遮熱シート(リフレクティックス)にデメリットはないの?
以上から、遮熱塗料ではなく、リフレクティックスを取り入れるメリットが
(それとなく) 分かってもらえたかと思います。
ここまで述べていると、リフレクティックスはなんだかデメリットがないように感じますが、
施工の時にきちんとした空気層を作らないと最大限に効果が出ない、ということがあります。
施工事例のページで紹介していますが、空気層をしっかり作ること、
またつなぎ目を専用のテープで隙間なく張っていくことがとても重要です。
そのためにも、施工は全て遮熱施工管理士免許を取得した認定施工店が行う必要があります。
次回は、リフレクティックスを導入するタイミングについて書く予定です!